伝統、復古主義という藁人形攻撃

  サイボウズ青野氏が、藁人形の選択的夫婦別姓反対派を創作して、漫画的に愚かな反対論を主張させ、叩いて、悦に入ってます。選択的夫婦別姓制度には日本国民の30%以上が反対と言われていますが、彼の言うような愚かな理由で反対するわけがありません。彼は自分がよほど賢いと思い、日本国民を舐めているのでしょうが、国民は遥かに賢明な判断をしているのです。

少しづつ、各論をアップしていきましょう。

 

1.創作的反対論その1 古来からの伝統

  選択的夫婦別姓反対派はアナクロ人間と揶揄して悦に入ろうと言う試みです。しかし、賢明な日本国民は、夫婦同姓が明治維新後、欧米の慣習を持ち込まれたものであることなど、先刻承知してます。

  というか、平成日本人の大半が戦前のことなど知るべくもないので、戦前の文化を守ろうとするわけなどないではないですか。実にバカバカしい創作。藁人形を叩いて悦に入ろうと言うだけのマスターベーションです。

  選択的夫婦別姓に慎重な我々が守りたいのは、戦後民主主義。戦前や中国のような大家族ではなく、平成昭和の平凡な家族です。父と母と子供がいる普通の核家族。片親、あるいは、父親が違うような複雑な家族が増えて欲しくないということはあります。(非典型家族の差別問題は別問題です。)

  江戸時代だの、ちょんまげだの、まともな社会人の発言なのでしょうか?